事業計画とは、自分の事業の目標を実現するための具体的な行動を示す計画で、1から5年後の目標や戦略・戦術等を描いたものを
言います。
起業後、いろいろな人に事業内容を説明して、理解や協力を求める必要が出てきます。「投資や融資を受けたい」「パートナーを
募りたい」「取引してもらいたい」・・・といった場面です。そんなときのために、事業計画を作成しておくと、みなさまの説明に
説得力がつきます。
また、これから行う事業を「事業計画」という形にすることで、みなさま自身が、事業の詳細を頭の中で整理することができ、
問題点も見えてきます。起業時には是非作成するようにしましょう。
事業計画どおりに事業が進むことはまずありません
事業計画は、計画と結果との差異について分析することが重要です。何度計画を練ってもうまくいかないという経験を積むことで、
計画の能力も実行の能力もあがってくるのです。また、書き直す行為により、自分が本当にやりたいことや事業の成功の見込み
などがはっきりとしてきます。繰り返し取り組みましょう。
以下、一般的な事業計画の内容になります。ご参考の上、是非トライしてみて下さい。
どういう目的で何をやりたいかをはっきりさせます。事業に対する考え方や熱意、将来的な事業展開を説明します。
そして、事業の市場規模、将来性、環境等を調べ、事業内容の裏付けとします。
提供する商品・サービス自体の特徴、提供方法の特徴をピックアップします。そして、それらの特徴が、対象とする顧客のニーズに
いかにマッチしたものであるかを説明します。
さらに、販売、仕入、設備、人員について、5W2Hに留意して決めていきましょう。
誰が(Who)、いつ(When)、何処で(Where)何を(What)どんな目的で(Why)どうやって(How)いくら(HowMuch)で
行うのかを決めていきます。
具体的に、何が必要で、資金がいくらで、それをどう調達するかを検討します。
必要な資金 | 金額 | 調達方法 | 金額 | |
---|---|---|---|---|
株式会社 | 店舗 | ●円 | 自己資金 | ●円 |
機械装置・備品 内訳 |
●円 | 自己資金 親族からの借入 |
●円 | |
株式会社 | 仕入代金 | ●円 | 自己資金 | ●円 |
諸経費 | ●円 | 自己資金 | ●円 |
創業当初の収支予測と軌道に乗った後の収支予測をたてます。
必要な資金 | 1年目 | 1年目 | 1年目 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1.売上高 | ●円 | ●円 | ●円 | ||
2.売上原価 | ●円 | ●円 | ●円 | ||
3.売上総利益(1-2) | ●円 | ●円 | ●円 | ||
人件費 | ●円 | ●円 | ●円 | ||
家賃 | ●円 | ●円 | ●円 | ||
減価償却費 | ●円 | ●円 | ●円 | ||
支払利息 | ●円 | ●円 | ●円 | ||
その他 | ●円 | ●円 | ●円 | ||
4.経費合計 | ●円 | ●円 | ●円 | ||
5.利益(3-4) | ●円 | ●円 | ●円 |
計画を作成して終わりではなく、何度も繰り返し見直しましょう。見直しを繰り返すことで事業計画は、よくなっていきます。
是非トライしてみて下さい。
会社設立expertでは、「夢の設計図」をご用意しております。楽しみながら上記のような計画も策定することができますので、
ご利用下さい。
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